彼岸の国が染まる前に

鬼憑と人間 鬼灯と乱菊 国民と国家 人々の思想は入交じる。そんな物語

登場人物(乱菊) - 夜明

2020/04/04 (Sat) 23:56:50

鬼憑討伐軍『乱菊』
国の対策で立てられた特別な軍。たとえ誰であろうと国に逆らうことは許さず,鬼狩りの命を受けるもの達。入隊できるのは特別な学校で訓練され、洗練されたエリートのみ。皆、それぞれの正義を抱え日々を過ごす

Re: 乱菊 大佐 - 夜明

2020/04/04 (Sat) 23:58:24

[SV]
「…え?顔色が悪い?それは多分おいちゃんが酒に溺れ死ぬ前兆だよ…」

「あぁ…えっと、なんて言えばいいんだろうねぇ。こう言う時は格好つけてこう言えば良いかな?「俺に殺されてくれ」…タハハ、ちょっと恥ずかしいねぇ。」

[名前]蘭 一京(アララギ イッケイ)

[性別]男性

[年齢]48

[容姿]
画像参照(自作画像)、少し血色の悪い顔色に常に浮かべている笑顔。普段は灰色のワイシャツに配給された白い軍服ズボン、黒の紐結びロングブーツ、黒の革手袋がデフォルト。軍服に至っては気分で着たり着なかったり、着たとしてもボタンは留めていない。
休日には着物姿で出歩いている、着物は灰色、羽織は黒に鶴の刺繍が施されている。その他裸足に草履、手に黒革手袋。着物は気崩しており胸元がよく見える。
体には沢山の火傷痕がある。

[性格]
多弁で気さく。誰とでも分け隔てなく常に笑顔で他者と接する、気丈で他者に弱味を見せる事は決して無い。然し心の内の弱さは誰にでもある訳でそれは酒を飲めば頭角を現す。
他者への配慮も得意、その場の空気を常に読んでいる。空気は壊さず汚さず。
自分を押し込める事が得意、そのくせオープンな雰囲気を醸し出す為心中何を考えて居るかさっぱり分からず不気味だと思われることもあるだろう。
堅苦しい雰囲気が苦手、何か重要な会議の後は決まって心の底から疲れた様にする。時には部屋に篭もって出てこない事も。
鬼憑に対しては憎悪の感情しかない。鬼憑に対しては容赦も何も無い、見つけ次第殺すと言った所存。しかし鬼憑だと名乗らぬ限りは平和的な接触をする、鬼と言えど体は人。理由は過去参照。

[武器]
仕込み杖
(杖は木でできていてそこには綺麗な桜が彫られている。モダンな雰囲気を醸し出している。鞘を抜けば銀色の刃が姿を現す。)

[異能]
端的に言えば炎を操る能力。
皮膚は焼け焦げ気を数十分で灰にすることが出来る程の威力を持つ。体の何処からでも炎は吹き出す事ができる。
しかし体から自力で吹き出す際には多量の体力が必要であり着火はライターで行う方が体力温存出来る。
使用する際は己の肌も共に焼けてしまう故に実質短時間しか使用することは出来ない、どういう訳か炎が焼くのは人間のみ。他樹木や服、建物等には全くもって影響がない。

[所属]乱菊

[位]大佐

[備考]
一人称…おいちゃん、おじさん、俺
二人称…君、アンタ、○○ちゃん、○○クン

大の酒好き、休日や夜は大抵酒に溺れている。付近の居酒屋は網羅しておりとある居酒屋の常連客。煙管も吸うがこれは極稀に。
ライターは常備している、いつでもどこでもすぐ取り出せる様に懐にしまいこんである。
酒の飲みすぎ故か少々高血圧気味、目眩や息切れを良く起こす。
休日の後は大体二日酔いに悩まされている。
全身にある火傷は勿論異能による物、特に手の周辺に火傷痕が多い。
火傷の為か指が動かしづらい、それゆえに精密動作は苦手。例えばドミノ倒しだったり針に糸を通すだったり。

[過去]
これはとある昼下がりの話。
男には心優しい母と父、そして可愛い弟と妹が居た。それは仲睦まじい家族で誰もが羨む様な、それでいて平和な家族だった。
ある日、男は休日で家族が全員家に揃っている時に母に遣いを頼まれ買い物に出掛けた。
買い物の最中、男の耳にとある話が飛び込んでくる。

「一家惨殺ですって。あの○○に住んでる…」
「また鬼憑の仕業らしいわよ…」

男は耳を疑った。噂の中に出てきた住んでる家は自分の家の話だったのだ。
男は取り急ぎ会計を済ませ家に帰る、何かの間違えであってくれ…そう思う男の願いも虚しく家に帰った時に目に飛び込んだものは辺り一面の血、血、血………

そこに広がって居たのは正に地獄とも呼べるような悲惨な惨殺死体。両親は目を潰され、舌を引っこ抜かれ、臓物は飛び出し、手足をもぎ取られ、それを木の枝で串刺しのオブジェに。弟妹は体の関節がひしゃげ、顔は潰されてないゆえに誰だかは判別できるがもはや人間と呼べる形を保っていなかった。

男は絶望し、泣き喚いた。如何して家族がこんな目に?俺達が何をした?頭を掻き毟り喉が裂ける迄叫ぶ男の肩に手が乗せられる。それはとある政府の役人の1人だった。

「家族を殺した鬼憑が憎いか?」

男は涙で真っ赤に腫れ上がり、瞳孔を開き切った目で役人を見つめる。そして静かに首を縦に振ったのだ………

Re: 乱菊 中佐 - 夜明

2020/04/04 (Sat) 23:59:40

SV「……乱菊中佐、葉ノ月音葉と申します。以後お見知りおきを。但し、貴方が"鬼"でないならば、のお話ですがね」
「……"鬼"に魂を売って"その程度"ですか。鬼憑が聞いて呆れますね。鬼にすら弄ばれる魂に、"何の意味がある"のかを是非教えて頂きたいです」

名前:葉ノ月 音葉(ハノツキ トワ)
性別:男性
年齢:24歳

容姿:汚れのない純白なミディアムヘア、くせっ毛なのか至る所にハネがある。アシメの前髪で左目を覆い隠している。タレ目な瞳は左右で異なり、右が紺色で左が紅色。日を知らぬ肌は白く、華奢な体躯。身長は165cm(ブーツ込みで170cm)程。余談だが歯が整っておらず、八重歯やギザっ歯と呼ばれる程不格好。
服装は乱菊特有の軍服を気崩さず・形崩さずで身に纏い、腰には愛刀を帯刀している。靴は革製のブーツを履いており、インヒールが+5cm程ある。
首には薄手の紅色のマフラーを巻いており、誰から何と思われようと外しはしない。手には黒手袋を嵌めているため、全体的に露出は少ない。
首から胸に掛けての刀傷痕があり、襟を詰めていてもチラ見えする為に、マフラーで隠している。また、横髪で隠してはいるが左耳には沢山の耳飾り(ピアス)を付けている。その数およそ7は越えているだろう。

性格:普段は物静かで冷静。生真面目で己の"正義"を黙々と貫く者。必要以上に表情筋を使用しない為に"冷たい人"と勘違いされやすい面があるが、意思はしっかりと持っている。
上下関係を大事にしており、上司など上に立つものを酷く崇拝する一面がある。
また、自身にも他者にも厳しく、己が持つ"正義"に固着している。その念は最早ドス黒いモノとなり、"強迫観念"の様な物として染み付き漏れ出ている。歪んだ正義と言っても過言ではないだろう。

武器:日本刀(打刀)
黒い刃、紺色の柄糸を巻かれている本体に、同じく黒い鞘。鞘には椿の彫り絵がある。
異能:「壊力-カイリキ-」
読んでの如く、人並外れた力(物理)を授かる異能であり、主に握力・腕力・脚力が強化される。
異能をフルに活用すれば人の首をへし折る事も壁を蹴破る事も容易いが、無論使用した部位が完全に無事とは言い難い反動を受ける。

所属:乱菊
位:中佐
備考欄
【備考】
一人称「私」 二人称「貴方」
口調は敬語ベースだが少々口が悪い。

とある鬼憑と顔を合わせば、まさに殺し合いとも言える死闘を繰り広げている。何故なら彼の目標が「ある鬼憑を救う(殺す)」ことであり、乱菊へと入軍した理由があるから。

紅のマフラーは、その者からもらった物であり、宝物。かつての契りや思い出、そして"目的"を忘れずにいるために、自身への戒めとして身に付けている。その色が忌み色だと、己の"枷"である限り……。
また、大量のピアスもその者に関連している。機会を逃し仕留められず、未だ迷いがある罰として、体に刻んでいる。所謂自ら付ける傷痕とも言える物。

彼を殺す事が彼を救うことになると信じて疑わない。正常な様で異常な青年は、何処か狂っているに違いない。

【過去】
幼き頃から乱菊に入るべく、幼馴染と共に恩師の下で修行を重ねていた。その幼馴染とは、「共に世を正す」と契りを交わし、互いに揃いの小物を分け、まるで兄弟とも言える仲であった。
だが、とある出来事により契りは決壊。幼馴染は道を外れてしまい鬼憑へと成り果ててしまう。幼馴染の慣れ果てに絶望しつつも自身は信念を貫き、学校を首席卒業の後に乱菊へ。数年の時を経て今の位に着任した。
鬼から、あの忌まわしい組織から"彼"を救い出す。そのために、"彼"を殺すと誓いを立てる……。

__幾年の歳月が経とうとも、その者は彼にとって大切な人である。妖鬼裁判にかけられ、他人の手により殺されるならば、自らの手で殺めよう(救おう)ではないか__

Re: 乱菊 幹部 - 夜明

2020/04/05 (Sun) 00:01:22

SV「化物が涙なんか流すな…地面が汚れるだろう。」

名前 馬頭 (マー)
性別 男
年齢 27歳
容姿 白髪に近い銀髪のオールバック。横を借り上げており、その部分は黒い。涼しげな面立ちだが、目の奥の輝きが完全に消えており人の内面を覗くような瞳になっている。服装は基本的にキッチり着込んだ軍服、黒革の手袋、帽子はかぶっていない。
性格 人当たりは決して悪くなく、誰に対しても態度を変えることはない。だが同時に、誰に対しても余り興味がないため平気で傷つけたりする一面もある。後述する過去から、乱菊の人間でありながら非合法的な事に手を染める事に対しても躊躇がない。
武器 少し大ぶりのドス。鍔が無く、柄の部分に清流が描かれている。
異能 隠蛇(いんだ)
自身の姿、及び触れているものを視認不可能にする異能。所謂透明人間になれる。しかし相手の視界に捉えられた状態で、1メートル内に近づくと半透明に姿が見えてしまう。戦闘では、透明状態でドスを持って奇襲、見えないところから飛び道具を投げるなど卑怯な手を好んで使う。
所属 乱菊
位 幹部
備考欄 素は中国に存在するある裏組織の幹部の息子。幼少時より、悪人としての英才教育を受けながら育つも、ある日父を殺され逃げるようにして日本に渡る。それからはゴミを漁って飢えをしのぐなど、貧しい日々を送る。ある乱菊の人間に拾われ、その人間を崇拝し、鬼憑を殺すことで生きれると考え、乱菊に加わる。そのため正義などは無いものの、生活の一部として鬼憑を狩り続ける。
募集 特になし。誘われれば。

Re: 乱菊 幹部 - 夜明

2020/04/05 (Sun) 00:02:54

「あ゙ーもう…大佐ァ、そのうち肝臓壊しても俺知らねっすよぉ…?」

「俺政府の犬になるくらいなら京ちゃんの犬になるからァ!!!」

「政府は嫌いだけどさ、大っ嫌いだけど、…仲間の事は好きだからさァ……」

名前:Elliott(エリオット)/Rosa(ローザ)
性別:男

年齢:25
容姿:何の癖も無いプラチナブロンドのストレートを腰の少し下辺り迄伸ばし、肩の高さでターコイズブルーのリボンで纏めている。
大きなアーモンド型のエメラルドグリーンの瞳は何の濁りも無い宝石の様。真白な肌は程良く血色を滲ませていて健康的。170と言う割に華奢に見える体躯は意外にも力はある様子。可愛い顔に似合わぬ年齢と筋力。本人に言うと「うるせぇ」って返ってくるから意外と気にしているらしい。可愛いって言ったらキレ芸が見れる。
長い手足は腰上辺り迄短くアレンジされた白い軍服と少々踵が高い黒革の軍靴が良く似合っている。
改めて、身長は170(+3)である。

性格:大佐大好きマン。仲間も好きだけど大佐が一番大好き。見た目とは違って一途マン。
態度の割に正直者。嘘は吐けるがこじつけやら考えるのが面倒な為自分が何かやらかした際も特に誤魔化す訳でもなく素直に言ったりする。口調とツンの割合が多いツンデレの癖に幹部迄来れたのは実力と性格あっての事なのだと思われる。ツンデレの自覚は無し。
実は根に持つタイプ。本気で根に持つと末代迄恨む勢いでねちねち言ってくるがその実恨んでもいないし怒ってる訳でも無い。許しているが相手を弄るネタ、または嫌がらせのネタとして使っているだけである。もうやっぱ恨んでるんじゃないっすか…
何党?甘党!苦い物は嫌いな癖に抹茶は好きなのだと。(幼少期にメープルシロップがぶ飲みしてぶっ倒れた事があるとか何とか。)

武器:コンパウンドボウ。そのままで殴っても痛いぞ!(矢使えと)

異能:【雪華/セツカ】
氷を操る程度の能力。
基本矢を生成してる。その威力は殺意が高ければ高いほど威力が増し殺傷能力が上がる。大体は普通の弓矢と大差無し。充分殺傷能力高いやないけ。
尚矢を生成するにあたって両手を氷が覆う為弓使った後無茶苦茶手が冷たかったりする。
ただ真夏とかになると威力半減するし本当能力としては普通の弓と大差ないから風で(相当強く)煽られるとブレる。けど弓得意だからね!!行ける行ける!!(鬼畜)
弓が使えない所とかだと剣を生成したりするけどそれ程強度がある訳では無い。けど当たったら痛いし普通に斬れるし破片でも戦える。剣は万能だが苦手。遠距離特化。
他は差して戦闘に使ったりはしない。真夏に氷の小屋建ててその中で寝てたりとか、冬場はちょっと雪像造って遊んだりとかする程度。

所属:乱菊
位:幹部

備考:【正直者は何を見る?】

「馬鹿はもう散々だ。見飽きたんだ。」

「正直に生きてきたんだから、」

「少し位、夢見たっていいだろーが…」

少年は素直だった。
少年は嘘をつかなかった。
少年は優しかった。
少年は怖いもの知らずだった。

青年は世を知った。
青年は嘘を知った。
青年は残酷さを覚えた。
青年は怖いもの知らずじゃなくなった。

怖がった。叫んだ。泣きじゃくった。
恨んだ。殴った。吼えた。

それでも、それでも、

…青年は、きちんと護るべきものを見付けられた。

Re: 乱菊 一等兵 - 夜明

2020/04/05 (Sun) 00:04:45

SV「あぁ、どうもー。え?あたしですか?あー…一京様の部下ですっ、名前?知る必要ないでしょ?」
「一京様!!どこに行かれるのですか!?そして何故!!エリオット様が一緒にいらっしゃるのですか!!あたしも行きたい!ずるいです!!」

名前:瑞沢星架(MizusawaSeika)
性別:女
年齢:20
容姿:(https://picrew.meの綺麗な人に見下されたい様)身長168cm、スーツの下に軍服の上着を羽織って赤々としたピンヒール、首にチョーカー、両耳に黒のフープピアス
性格:依存体質であり、誰かに依存しなきゃ生きていけないような寄生虫、誰にでも笑顔ではあるのだが自分が依存している人達には犬のように忠実であるものの敵だと認識してしまえば容赦なく切りかかれるような無慈悲さも持っている
武器:拳銃(ワルサーPP、ドイツやフランスが製造国でドイツで主に使われていた拳銃)
異能:血戦(ケッセン)
所持している武器や仲間の武器などに自分の血を垂らすことで武器の威力が増すが、血を出すためにはどこかを負傷しなければならない。
所属:乱菊
位:一等兵
備考欄:
過去
なぜ人に依存するようになったのか。
依存しなければ生きていけないのか。
そうならざるを得ない状況を鬼に作られたからだ。
大切な人たちを鬼に殺され
自分は無力だと自覚させられ、何度誰かに依存しては鬼に殺され
何度絶望したかわからない

そんな、寄生虫な自分が1番死んでいいと本心を隠しているそんな彼女のお話

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