彼岸の国が染まる前に

鬼憑と人間 鬼灯と乱菊 国民と国家 人々の思想は入交じる。そんな物語

世界観設定 - 夜明

2020/04/04 (Sat) 23:18:30

鬼憑(オニツキ)
それはとある昔、ただの人間でありながらも化け物扱いされてきた者の名称。疫病神と言われ続けた鬼憑たちは国家の特攻軍《乱菊》によって捕獲され、妖鬼裁判にかけられる。無罪になれば晴れて自由の身になれるが、鬼憑と密告されたものは裁判に負け、ほぼ残虐に殺されていた。

「大人しく殺されろ……憐れで醜い鬼憑め」

「僕らは醜い化け物じゃない…お前らと同じ人間だ…乱菊!!」

鬼(バケモノ)と戦花(乱菊)は乱れ舞う。
それぞれの正義を貫く為に。
これは、そんな哀れな人間たちが戦う,終わりのない。そんな物語……

世界観設定
舞台は明治〇〇年。トウキョウ。疫病神と呼ばれてしまった人間である鬼憑たちとそれらを狩る鬼狩りの先導者。国家の特攻隊 乱菊 が存在する都。鬼狩りの文化があるのはこのトウキョウだけ。というのも,ほかの場所は疫病や飢饉などが流行り、生存確認ができていない状況になっている。国はこれでは行けないとなんとか対策を練り込んだ結果、それを同じ人間の仕業にしてしまうという最悪の展開が始まってしまった。そんな世界観である。

語句
鬼憑討伐軍『乱菊』
国の対策で立てられた特別な軍。たとえ誰であろうと国に逆らうことは許さず,鬼狩りの命を受けるもの達。入隊できるのは特別な学校で訓練され、洗練されたエリートのみ。皆、それぞれの正義を抱え日々を過ごす。

〔鬼憑〕New (2/21 追記)
乱菊隊士達と変わらぬ、ごく普通の一般人(人間)でありながら、国家や政府の考えに毒されてしまった国民等の身勝手な判断により疫病神扱いされてきてしまった人達の名称。彼らは化け物ではない。ただの人間である。不幸、不運、厄災=鬼。 鬼が憑いてしまった哀れな人間という意味で、皮肉を意を込めて鬼憑と呼ばれている。

《鬼灯》
国の考えに疑問を描き、抗う鬼憑達が集った組織。主な活動は鬼憑達を守り、そして国に自分たちは人間だと、お前らと変わらないと主張すること。入隊は意思がある鬼憑ならば自由。皆それぞれの正義を抱え日々を過ごす

【松蘭】 3月9日 追記
政府直属の小さな組織で、軍を動かす『総統』の下に属している。
《乱菊》のサポートを中心に、死体処理や破損物の処理を行い管理している。
妖鬼裁判にも補助として一枚噛んでいたり。
『総統』の気分によって仕事内容が変わるとか変わらないとか。

《妖鬼裁判》
ある昔、お偉い様が決めた裁判制度。憑鬼だと告発された者は乱菊に捕縛され、この裁判にかけられる。 (イメージ的には西洋の魔女裁判をご想像ください。)

《鬼狩り》
乱菊達が鬼憑達をとらえに行く、一種の任務の名称。


名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.